溶剤管理のコツ...。
先日、TOSEI さんの新しい石油ドライ機を納品する機会がありました。
(※新型は16㎏機(DMI-164 )のみとなっております。)
今回のモデルチェンジの大きな変更点は、カーボンタンクが追加されたことです。
470フィルター2本分のタンクに加えて、30L(5L×6袋)分のカーボンを併用できるようになりました。
これで、山本製作所さんの16㎏機と同じ仕様になりました。
とても良い事だと思います。溶剤管理がよりし易くなりましたね。
以前にも、ブログで書いたことがありましたが、
本来は、このスタイルが正しいはずです。
というのも…
ろ紙と吸着剤の寿命は異なるからです!
そこで、ご提案です!!
TOSEI さんの新型のドライ機(DMI-164)では、
フィルタータンクには、ろ紙のみのフィルターを入れて、
カーボンタンクと併用して使用して欲しいと思います。
そうすることで、
フィルターの圧力が上がったら、フィルターだけ交換する。
溶剤が着色したら、カーボンだけ交換する。
更に便利な点は、酸価、水分濃度が上がった場合でも、
6袋入れるカーボンの中に、脱酸剤・脱水剤を混ぜて使用することができます。
季節によって、被洗物によって、溶剤の状態は日々変化します。
ろ紙(フィルター)と吸着剤(カーボン・脱酸剤・脱水剤)を別々に管理出来る事は
溶剤管理のし易さに加え、交換作業が少し楽になります。
更には、産業廃棄物の減量、コストダウンにも繋がると思います。
今回、新しくなった TOSEIさんの DMI-164だけでなく、
従来より、山本製作所さんの16㎏機をご使用になっているお店は、
ろ紙(ペーパーフィルター)+吸着剤(活性炭、脱酸剤、脱水剤)でのご使用をオススメ致します。
是非、お試し下さい。
溶剤管理がし易くなりますよ!
以前、書いたブログ記事はこちらです。
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