2017年1月
お金が残る経営
お正月休みが明けて、またすぐに連休。
この2日間はしっかりお休みさせて頂きました。
明日からが本格的な仕事始めのような感覚です。
この連休は、読書と資料つくりに充てることができました。
昨年から、クリーニング業界は人材難
求人広告を出しても、なかなか集まらない。
最低賃金も一昨年からは約3%ほど上がっています。
とにかく人の確保が難しい1年でした。
この状況は今年も続きそうですね。
人材を確保するためには
やはり人件費を上げていくことと
働く環境の整備が不可欠な時代となりました。
しかし、これは簡単な事ではありませんね。
当然、お金が掛かります。
その原資は何処に…?
やはり、売上を上げないとお金は増えません。
しかし、ただ闇雲に売上だけを上げても
お金が残るとは限りません。
売上を上げることと同時に、
しっかりと利益(お金)が残る体質にしないといけません。
「売上を作るのは店舗(営業)、利益を生むのは工場」
すごく大雑把な表現で恐縮ですが…。
工場の経費≒変動費ですから当然、利益は出るはずです。
問題は…店舗(営業)です。
店舗(営業)の経費≒固定費
売上が下がっている昨今、
店舗(営業)で、工場の利益(お金)を食いつぶしているケースが多いように思います。
ある一定の売上以上が無いと、どんどん悪い循環に入っていきます。
売上が上げ難い時代ではありますが、そんな中でも、しっかりと業績を上げているお店も
当然あります。そんな会社では、計数管理をしっかりしているので、しっかりと利益(お金)を残し、
新たな投資(人や設備へ)も行い、良い循環になっています。
もっと、いろいろと書きたい事がありますが、書ききれないので、このへんで止めにします。
冒頭に資料を作ってました、と書きましたが、
人件費(時給)と生産性についての早見表を作成しました。
ご参考になれば幸いです。
茨城県の最低時給も
平成28年10月1日より 771円になっています。(昨年度は747円)
近い将来には、地方でも、時給1,000円時代が来る可能性があります。
ぜひ、生産性について、しっかりと考えていただきたいと思います。
年始一発目から長くなりましたが、どうかご了承ください。
今年も、皆さまに役に立つような情報をお届けしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。m(__)m
株式会社 宮商 代表取締役 宮川武士