ワンポイントアドバイス
『落ちないよ。』って言われた。
弊社スタッフの営業日報に目を通していると
『〇〇という商品を提案してます。』
『〇〇のサンプルを渡しました。』
そして
『サンプルを使って見たけれど、汚れが落ちないと言われてしまいました。』
まあまあ、ありがちな事ですね。
とは言え
せっかくサンプルを使って頂いたというのは
お客様は、何らかの期待をされた訳です。
やはり、結果を出さないとダメでしょ。
結果=衣類を損傷することなく、目的とする汚れがよく落ちた。
結果は出た。
しかし
その時点で、採用になる、ならないは
いろいろな理由があると思います。
『今までのが在庫があるから、無くなったら使うよ。』
『価格がちょっと高いから、もう少し何とかならない?』
ここまで行けばまあ、合格点かな。
でも、使ってもらって提案通りの結果(汚れ落ち)が出ないのは
そもそも、提案の仕方に問題があるのでは?
本当に、そのお客様 1社1社、1人1人が求めている物をご提案したのでしょうか?
衣類の素材や加工、縫製状態によって、
洗い方、洗浄剤、加工剤等の選定は当然変わります。
『本当に良いと思う物をご提案しています。』と言うのは簡単。
その前に、お客様の情報収集が不足してませんか?
製品の絶対品質だけじゃダメですよ。
『メーカーが良く落ちると言っています。』では売れません。
・現場で起きている、あるいは今後起きそうなトラブルを解決できる物
・既存使用品の相対品質(費用対効果・コスト提案)
・使い勝手がよい商品(作業現場のスペースや製品の荷姿等)
クリーニング業専門の資材卸商社なんですから
もっと、俯瞰的に現場を見ることが大切ではないでしょうか?
読者の皆様、すみません。
今回は、弊社スタッフへ提言となってしまいました。
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